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軍隊・武器
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錬金術?
今日塾で、原子や分子についてやりました。
そこで軽く話題になったのが題になっている錬金術です。
よくよく鋼の錬金術師とか武装練金とか麻生さんが読んでたあの漫画とかで使われる錬金術ですが、世間一般では"錬金術は不可能"と思われているようです。
確かにそこらの大学にあるような器具で簡単に出来るようなものではないので、一般人が手を出せる代物じゃないですね。
よく錬金術は鋼とかの卑金属を貴金属に変換できる魔法みたいなもののことだけ、と思われていますが、実際に錬金術とは賢者の石(物質をより完全なものへと変える石)を創ることのできる技術も目的の一つとなっています。この賢者の石を使えば不老不死になれる、とも思われていたそうです。
ちなみに【「万物融解液」により、物質よりその性質(例えれば金が金であるという性質)を具現化させている「精」(エリクシール)を解放し「精」の性質を得ようとするのがその根元的な目的であり(金のエリクシールは過程であって目的ではない)、生命の根元たる「生命のエリクシール」への到達こそが錬金術の究極の目的である。】らしいです。これはWikipediaから引用しています。
この生命のエリクシールを人体に取り込めば、賢者の石と同様、永久不滅の不老不死になれるとも思われていたみたいです。昔の人々は余程死にたくなかったんですね~(´`)
で、まあこの錬金術は、古代ギリシアやイスラム、西ヨーロッパ、東洋、中国など様々な場所で研究されていたわけですが、勿論どれも貴金属など作り出せず、次第に錬金術など無理だ、と思われるようになっていきました・・・・が、この錬金術研究の成果として、蒸留の技術や、火薬の調合技術、硝酸・硫酸・塩酸・王水の発明・・・中学の理科でも出てくるような物質・実験法が多く発明されたわけです。
ここまでの文章からすると錬金術は無理っぽく聴こえるかもしれませんが、一応不可能ではありません。
といってもそこらの大学にあるような器具で簡単に出来るようなものではないので、一般人が手を出せる代物じゃないですね。
方法は2つあります。ただ錬金術と言っても、"卑金属を貴金属に変える"ということではありません。
①核分裂による練金
金の元素記号79より1つだけ大きい元素記号80の水銀と、ガンマ線射出機を使います。
方法は簡単、水銀にガンマ線を照射するだけ。するとガンマ線を浴びた水銀が原子核崩壊を起こして、水銀の中の陽子が1個はじき出される。すると結果的に金に変換されます。
ただし!質量1.34トンの水銀に50メガ電子ボルトのガンマ線を70日間照射して6年間の冷却期間を置いても、金74キロ、副産物として白金(プラチナ:原子番号78)を180キロしか精製できません。しかも、これを実践するには電気代(1kw10円として)だけで150億円以上。金1グラムあたり20万円もかかる計算になります。
さて、合計いくら損するでしょうか?
現在の金の時価は・・・約3000円/kgくらい?
とすると、金74キロの時価は約3000x74で約222000円です。
15000000000-222000=14999778000円の大損!
なので、このガンマ線による練金法を編み出した松本さんらは、低コスト核変換のための加速器と高速増殖炉を併せ持つ『黄金炉』を開発したいとのことです。
②核融合による練金
金に限らず多くの金属原子は、超新星爆発(英語でSupernova、スーパーノヴァ)という恒星の最期の爆発の過程で核融合が起こしたときに生成され、
それによって宇宙空間に放たれた星の残骸です。つまり、超新星爆発規模の核融合を起こせば金を生成可能、ということです。普通に考えると無理です。普通に考えなくても無理です。ちなみに太陽は確かに恒星ですが、恒星としての質量と熱量が全く小さいため、超新星爆発を起こさずに白色矮星という地球と同程度の大きさとなり、核融合を起こさなかった縮退物質が残ります。
太陽は超新星爆発を起こさないため、金はとれない、ということです。

以上の事を見ると、②よりも①が現実的ですね。①も国際的には十分非現実ですが。

結果:錬金術は不可能ではないが、コスト的に無理。ただし、『黄金炉』が開発されれば低コストで生成可能。

:Wikipedia等のページに書いてあることをまとめました。
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核兵器
最近学校で、広島・長崎に千羽鶴を送る、というのがあったんですが・・・
今日はいつも通り暇なので原爆について語ろうかな~、と思います。
まず、大前提として、原子爆弾にはウラン型とプルトニウム型があります。
それぞれの特徴として、
・核爆弾に精製するウランは、核分裂性のあるウラン235の濃度を高めるために、様々な方法(後述)を用い同位体分離をさせたものを使用しなければならない。(ウラン濃縮作業)
・ウランの濃縮法として、ガス拡散法(ウラン235とウラン238の僅かな拡散速度の差を利用した同位体分離法。専用の圧縮機を使うが、原子力発電所の原子炉で用いる濃縮度3%未満の低濃縮ウランでもカスケードを1200段以上組む必要があり、所要時間、消費エネルギー共に膨大になってしまうのが難点。第二次世界大戦時からよく使われ、現在も多くの濃縮プラントが稼働中)、遠心分離法(ウラン235とウラン238の僅かな質量差を利用した同位体分離法。遠心分離機を高速回転させることでウラン235は軸側に、ウラン238は壁側に集め、濃縮ガスを回収する、という作業手順。ガス拡散法に比べエネルギーや反復回数が大幅に軽減できるが、所要時間に大差が無い。しかし、その欠点も、機体の多量配置という遠心分離機ならではの手法がとれるため、ガス拡散法に続く次世代の濃縮法として実績をあげている。)、レーザー原子法(ウラン235とウラン238の僅かな吸収スペクトルの差を用いた同位体分離法。ウラン235を選択的に励起し電離させ、正電荷となったウランを陰電極で回収、という作業手順。固体で回収する方法と液体で回収する方法がある。まだこの同位体分離法自体は未完成で、耐久性の高い構造とレーザー技術を兼ね備えた多大な経済力が必要とされる。)、レーザー分子法(レーザー原子法と違い、沸点の低い六フッ化ウランを使用する。日本は過去に、日本原子力研究開発機構にて実証実験を行っていた。分子法と同じく未完成である。)、エアロダイナミック法、プラズマ電離法、化学法濃縮法、電磁濃縮法がある。厳密に濃縮ウランと劣化ウランの違いは、ウラン235の濃度が天然ウラン(0.7%)より高いか低いかで決まる。
・基本的に必要面積が少ないが、高度な技術が必要とされることが多い。(ガス拡散法は例外で、イランではこの方法で濃縮していたことが湾岸戦争時に発覚した。)
・必要面積が少ないため、プルトニウムと違い基本衛星写真等による濃縮作業の発覚確立も少ない。
・今の所ガス拡散法と遠心分離法がコアであるが、どちらも膨大な技術と時間が必要。例として、遠心分離機を用いた遠心分離法を行う場合、3000個の遠心分離機をフル稼働させても最低3年かかる。
・原子力発電所で精製されるプルトニウム(原子炉級プルトニウム)は、原爆で使用される兵器級プルトニウムに比べ安定性に欠け、爆発装置の製造が困難であるため、単体では普通核兵器を造る事は不可能。
しかし、高速増殖炉(日本には常陽ともんじゅという炉がある)を通せば原子炉級プルトニウムを兵器級プルトニウムにする事が可能。つまり、今の日本でも核爆弾を造る事自体・・は可能、ということである。
・ただ、プルトニウム型核爆弾の欠点として、膨大な面積が必要になる事があげられる。少し前に北朝鮮が核実験を行っていたが、実際に核実験を行うであろう、と推測したのはかなり前である。要は、馬鹿でかい実験施設(高速増殖炉等を入れたモノ)が必要なるため、衛星写真等で簡単にばれてしまうのである。つまり、今の日本における核爆弾の製造は、非核三原則と核拡散防止条約による国際的な問題と、憲法9条の関係で無理なのである。管理人はさっさと憲法9条を改正して欲しいと望む所存でアルよ。

などがあげられます。


まあこんな感じでしょうか。死ぬほど疲れた(--;)
あと、コピペじゃないので!Wikipediaを参照しながら書きましたが、一応自分なりにまとめました。
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